報告日:2021年1月8日
平成20年度より「平成の大改修」として工事を実施してきた一級河川安永川の改修工事が、令和3年1月30日(土)をもって完了する運びとなりましたのでご報告をさせていただきます。
安永川は愛知県が管理する一級河川ですが…平成12年の東海豪雨により浸水が広く発生したことを受け、流域にある中心市街地の浸水被害の軽減を目的に豊田市が事業主体として改修を進めてまいりました。
工事の完了に伴い、流下能力が大幅に向上することで、安全で安心な市民生活に大きく貢献できるものと期待しております。
私が所属する自民クラブ議員団・産業建設部会としてもこれまで長きに渡り取組んできた追跡事案でもあり、完成式典が1月30日(土)に予定されていますが、このような式典に立会いができることに感謝を申し上げるとともに担当部局でもある豊田市建設部河川課の皆様方にお礼を申し上げます。
「一級河川安永川改修事業の概要」
一級河川安永川は、安永2年(1773年)に挙母藩主の内藤学文により計画された人工の河川で、矢作川の度重なる決壊による治水対策として整備されたのが始まりで、明治期や昭和期にも度々改修が行われてきました。
今回の「平成の大改修」では総延長3.72㎞に及ぶ大規模なもので、新たにトンネルを掘る区間と現況河川の拡幅を行う開水路区間に分かれており、総事業費は国・県の補助金と合わせて約260億円が投じられました。
一級河川安永川・都市基盤河川事業
安永川トンネル