報告日:2017年8月1日
行政視察初日は青森県六ヶ所村「フローリーテックジャパン」へ伺っています。このフローリーテックジャパンはトヨタ自動車が設立した花工場であり、アジア最大規模に花き鉢物栽培温室で年間約400万ポットの花きを生産しています。
最大の特徴はコージェネ発電設備(天然ガスを使ったマイクロガスタービン)から生産される電気と熱に加え、従来は大気に放出していたCO2を有効活用する「トリジェネーレーションシステム」を採用しています。
発電した電気は温室内の照明に利用し、発電時の発生する俳熱は回収して暖房に利用。CO2は脱しょう装置などを通してから花きの光合成を促進させるものとして利用され、天然ガスへの切り替えとトリジェネレーションの導入によって、年間900tのCO2排出量を削減しており、地球温暖化への対策もされています。
次世代エネルギーパーク・フローリテックジャパン
フローリテックジャパンにて
年間約400万ポットを生産しています
フローリテックジャパンへ現地見学