報告日:2021年7月13日
午前中の自民クラブ議員団産業建設部会での管内視察に引続き、午後からは陣中町にある「訓練施設豊田高等職業訓練校」へ伺い管内視察をさせていただきました。
職業訓練校は在来工法(伝統的工法)を守り、伝えるために昭和37年に機械科・昭和39年から木造建築科・左官タイル施工科・板金科・機械科訓練所として開設され、これまで多くの技術者を世の中へ輩出してまいりました。
毎年、開催される「技能五輪全国大会」では2年前に金賞を獲得し、町工場技能者コンクール・職業訓練生技能コンクール(製図部門)など…これまで数々の輝かしい成果を収めてまいりました。
生徒の方々は…日中は自らの仕事をこなし終えた後…訓練校へ夕方より3年通い学んでいます。
現在の大きな課題は「職人」を希望する若者が減少の一途をたどり、日本の伝統的技法が忘れかけていることに私自身も気づかされました。本日は訓練所内の施設を見させていただき、技能五輪全国大会に向けた作業場・練習場も見させていただくことができました。
日本人の古来からの伝統的技法を伝承していくため…現在でも一流職人を目指す若者の皆様が日々学んでいることも理解することができました。
今年度の私は産業建設委員長として職業訓練校の理事職にもさせて頂いているため…今後も本校への協力を続けてまいります。
本日は豊田職業訓練校の鈴木会長を始め、校長先生・事務局・豊田市産業部の皆さまにも同行していただき、心より感謝を申し上げます。
豊田高等職業訓練校を管内視察
豊田市陣中町に存在します
技能五輪大会に向けた練習場
左官を学ぶ訓練所
自民クラブ議員団産業建設部会で管内視察
鈴木会長・校長先生にも出席いただきました
現地視察後は座学で学ばせていただきました