報告日:2020年12月25日
現在、地元矢並地区の地域課題の一つとして進められている「急傾斜地崩壊対策事業の工事状況」を確認させていただきました。「急傾斜地」とは傾斜度が30度以上ある崖のことを言います。
そもそも「急傾斜地」の定義を説明します。
昭和44年に定められた「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」では傾斜度が30度以上ある土地とされており、この急傾斜地の高さが5m以上ある土地で「急傾斜地の崩壊により危害が生ずるおそれのある人家が5戸以上ある、または5戸未満であっても官公署、学校、病院、旅館等に危害が生ずるおそれがある区域」と各都道府県が指定した区域を「急傾斜地崩壊危険区域」と言い、対策事業として愛知県の予算において対応を進められています。
市内にはこういった対象箇所が多く存在しており、高橋地区内においても山中・矢並・池田地区等でも悩ましい課題を抱えています。
費用予算も大きいことから毎年、地域課題の要望へは鈴木雅博県議会議員を通じて愛知県へ要望活動を実施しています。
矢並地区の本対策事業が完了することで、地域課題がまた一つ完了し、安心安全に繋がってまいります。
現在、進められている矢並地区・急傾斜地崩壊対策事業
工期完了は来年2月となっております