報告日:2016年11月6日
午前9時より上野自治区では花ケ崎公園にて「平成28年度自主防災会による防災訓練」が開催され出席をさせて頂きました。毎年行われるこの防災訓練では炊き出しを始め、救急訓練や消防団の操法などが披露されます。
防災訓練を取り仕切るのは上野町日ノ出会の皆さんです。昨年は地域防災マップも作成され毎月、防災道具の点検等を行っています。災害はいつ来るのか分かりません…日頃からの準備と危機感をどれだけ持つかがとても大切です。そしてこう言った活動を通して地域のコミュニティの拡大をして頂いてます。
現在、豊田市の人口は約422,000人で頼りになる豊田市消防職員は495名です。大規模災害時の際には市民全員の命を救う事は残念ながら不可能です…そこで比率を考えると自らの命は自らで予防し助ける「自助」が7割・自らの命が助かった場合は家族や近隣の方々を救う「共助」が2割・そして公的な機関に救って頂く「公助」は1割と私は考えています。豊田市ではこれを「自助・共助・公助」と言う言葉で位置づけをしており学校や地域でこういった自主的に取組む防災訓練等を下支えしており、またコミュニティを含めとてもとても大切な行事であると考えています。
近年の雨の降水量や地震・天候などに異変が起きて私達は「異常気象」と云う言葉をよく使われますが…既に異常では無くこれが「普通・通常であり当たり前」で有ると言う認識で私達も行政も考え方の転換が求められている時期に来ているのではないでしょうか…私達は自然を支配しているのでは無く「自然に生かされている」事を忘れてはなりません。
本日、お招き頂き有難う御座いました。
花ケ崎公園にて防災訓練が開催されました
炊き出しも実施されました
煙道訓練